こんなニュース見つけちゃいました。
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Honolulu, Hawaii (Oct 31, 2006 19:40 EST)
Underwatertimes.com News Service
北西ハワイ諸島の French Frigate Shoals (フレンチフリゲート瀬)Marine National Monument (海洋国家遺産)で3週間にわたる調査の結果数多くの新種の生物が発見されたそうです。
世界的に有名な taxonomists と経験をつんだサポートクルーのチームが新種と考えられる多数の生物を採集したり、写真に収めたりしました。彼らが発見したのは、カニ、サンゴ、なまこ、sea quirts (sea squirt ホヤのことか?)、ムシ、ヒトデ、巻貝、 二枚貝などの新種でした。別の場所では確認されていたものの、今までフレンチフリゲート瀬や、ハワイ諸島では記録になかった種類も発見されたのです。この調査で百を超える新種の記録が確認されそうです。
科学者達はNational Oceanic and Atmospheric Administration Ship Oscar Elton Sette によってフレンチフリゲート瀬の
biodiversity の調査に乗り出しました。目的はカニ、ムシその他の無脊椎動物、藻、微生物などの small marine organisms の研究でした。Natural History Museum of Los Angeles County のDr.Joel W. Martin は調査は成功だったと語ります。以後数ヶ月、あるいは数年かかって形態学的な調査や 遺伝学的配列データの分析をしてこれらの生物を特定して分類し、これらの種がどこから来たのかを明らかにしたい、とのこと。またいるはずだと思っていたが見つからなかった動物がいたことも重要視しています。普通にさんご礁にいる動物達がいないということ、はフレンチフリゲート瀬の植物相と動物相がいかに類のないものであるかを示しているそうです。
チームは生物を採集するために様々な方法をとり、環礁の50以上の異なった地点を調査したそうです。その方法というのは、エサによるトラップ、荒石によるブラッシング、静かな吸い込みの水中バキューム、プランクトンネット 、ライトによるトラップ、浮泥と水のサンプリングなどで、環境に対する影響を最小にするために科学者、マネージメント・エージェンシー、一般の人々で1年にもわたり協議を重ねて決めたものです。200以上のサンプルが集まり、2,500以上の記録されたコレクションができました。
調査隊のメンバーは生物の採集だけでなく、すばらしい写真撮影も行っていました。これらの写真はウェブサイト上で見ることができます。また
Susan Middleton が最近ナショナルジオグラフィックと共同出版した北西ハワイ諸島の動植物の写真集 "Archipelago: Portraits of Life in the World's Most Remote Island Sanctuary" でもその美しさを見ることができます。
北西ハワイ諸島海洋国家遺産の管理をまかされている3つの保管エージェンシーのマネージャー達も調査結果に熱中しています。State of Hawaii Department of Land and Natural Resources, Division of aquatic Resources の Dr.Dan Polhemus は彼自身も無脊椎動物研究のエキスパートですが、調査に参加した科学者達の努力に賛辞を贈っています。そして彼によると、米国もこの調査の結果と、そこから得られる天然の海洋資源を管理する際のl利益を期待しているとのことです。
マリンナショナルモニュメントというのは世界最大の海洋保護区で、今年プッシュ大統領によって設立されました。日本の本州とほぼ同じ面積なんだそうです。ほとんどが無人島であるため手付かずの自然が残っているようです。
写真を見ているとオチャメな生き物が他にも色々いそうで楽しみです。
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