ビーチを埋め尽くす死体とは・・・という話
こんなニュース見つけちゃいました。お魚ニュースといいつつ本日は哀れなヒトデの話です。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
18 Mar 2010
Telegraph
イギリス East Devon(東デボン) Budleigh Salterton(バドリー・サルタートン) のビーチでは何千匹ものヒトデの死骸が漂着し、小石の多いビーチを覆っている状態が1キロ以上続いているそうです。
環境局の発表ではこれは自然発生的に起きたもので環境汚染の結果ではないとしています。
専門家はこの漂着は繁殖行動の結果だと話します。プリマスの National Marine Aquarium(国立海洋水族館) 館長 David Gibson 博士によるとヒトデは浅瀬が小石の多いビーチに続くような場所で産卵することが多くバドリー・サルタートンのビーチは条件が当てはまったのではないかと話しています。
産卵の後ヒトデは疲れ果てて潮流や風の影響を受けやすく今回はビーチに流れ着いてしまったのではないかと博士は考えています。
イギリスでは同様のケースが年に1-2回起こるそうですが、バドリー・サルタートンでは初めての出来事とのこと。
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東デボンの海岸は世界自然遺産にも登録される断崖絶壁が有名な場所だそうです。なんでも恐竜が闊歩していたジュラ紀の地層が多く見られ恐竜の化石も多数見つかっているんだとか。
またバドリー・サルタートンのビーチにある石は丸くて表面がなめらかなきれいな石が多いとのこと。それが今回ヒトデに覆われてしまったわけですね。
ヒトデとは関係ありませんがこんな
ニュースを見つけました。以前 UAE・ドバイの高級ホテルで飼育していたジンベイザメをめぐって動物愛護団体が反対運動を展開していた、というニュースを紹介しましたが、18日、ホテル側はジンベイザメをペルシャ湾に帰したことを明らかにしたそうです。このジンベイザメの体長は約4.2メートル、2008年9月から飼育されていたそうです。
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