2011年02月21日
貴重なカメを救助せよ!・・・という話
こんなニュース見つけちゃいました。お魚ニュースといいつつ本日の主人公は希少なカメです。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら(哀れなカメの写真が載ってます。)
18/02/2011 VietnamNet
ベトナムはハノイの Hoan Kiem Lake(ホアンキエム湖) に大きな年とったカメが住んでいるそうです。そのカメはスッポンの仲間らしいということ以外性別も年齢も分かっていません。
最近この貴重なカメは調子が悪いらしく頻繁に湖面に上がってくる様子が確認されています。1月14日には14回も浮上しており、さらに背中や首に無数の傷が付いていることが判明しました。
この古代カメはベトナムに生息する唯一のカメで、その保護は最優先の課題となっています。このカメの保護方法をめぐるワークショップが2月15日ハノイで開催され参加したベトナム中の科学者が熱い議論を戦わせたそうです。
Ha Dinh Duc 博士を初めとする大半の科学者の意見は早急にこの古代カメを捕獲して湖の浅場に移動し傷を治療すべきだというものでした。さらにカメの甲羅をかじる恐れのある red-eared turtles(アカミミガメ) を駆除していくこと、湖の周囲にあるレストランの排水システムを整備し水質の浄化に努めることなどが提案されます。
それに対してこのカメを湖から出すのは最後の手段にした方が良いと主張する専門家もいます。Asian Turtle Program (ATP) のコーディネーター Timothy MCormark 氏は今このカメを不適切な設備や医療技術のもとで治療しようとした場合新たな傷を負うか死に到る可能性もあり、他国の実績ある専門家のサポートも得るべきだと主張します。
香港 Ocean Park の Nimal Fernando 博士は湖の一部を区切りカメをそこで治療するという方法は効果が少ないだろうと分析します。というのも湖水の状況は変化しないからです。最適な方法は湖全体の水環境を浄化することだと博士は話します。清潔な環境はカメのためにもなり傷も自然治癒すると考えているのです。
白熱の議論の後 Hanoi Department of Science and Techno-
logy(ハノイ市科学技術局) のディレクター Le Xuan Rao 氏は湖底の清掃や排水システムの整備を行い水質浄化に努めることを含めカメの保護のためにできる限りの改善をしていくことを確認しました。現時点では治療のためにカメを岸近くに移動させることはしないことも確認したそうです。
◆◇◆
ホアンキエム湖の中ほどに「カメタワー」があるそうですが、今後このタワーもカメたちが登って甲羅干しをしやすいように改修するのだとか。
この古代カメは年齢がはっきり分からないそうですが100歳から300歳の間とされているようです。早く傷を治して長生きしてほしいものですね。
カメとは関係ありませんがこんなニュースを見つけました。山梨県の西湖ではクニマスが生息する可能性が高い一部区域を禁漁にすることを決定したそうです。対象は湖北岸沖合い30メートル付近の縦約100メートル、横約200メートルの範囲。区域外でも黒色のマスを釣った場合漁協に届け出るよう釣り客に呼びかけていくそうです。


筋温アップで脂肪燃焼骨盤RPBメソッド 【入荷予約】



MARIAGE FRERES フランス式おいしい紅茶

ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら(哀れなカメの写真が載ってます。)
18/02/2011 VietnamNet
ベトナムはハノイの Hoan Kiem Lake(ホアンキエム湖) に大きな年とったカメが住んでいるそうです。そのカメはスッポンの仲間らしいということ以外性別も年齢も分かっていません。
最近この貴重なカメは調子が悪いらしく頻繁に湖面に上がってくる様子が確認されています。1月14日には14回も浮上しており、さらに背中や首に無数の傷が付いていることが判明しました。
この古代カメはベトナムに生息する唯一のカメで、その保護は最優先の課題となっています。このカメの保護方法をめぐるワークショップが2月15日ハノイで開催され参加したベトナム中の科学者が熱い議論を戦わせたそうです。
Ha Dinh Duc 博士を初めとする大半の科学者の意見は早急にこの古代カメを捕獲して湖の浅場に移動し傷を治療すべきだというものでした。さらにカメの甲羅をかじる恐れのある red-eared turtles(アカミミガメ) を駆除していくこと、湖の周囲にあるレストランの排水システムを整備し水質の浄化に努めることなどが提案されます。
それに対してこのカメを湖から出すのは最後の手段にした方が良いと主張する専門家もいます。Asian Turtle Program (ATP) のコーディネーター Timothy MCormark 氏は今このカメを不適切な設備や医療技術のもとで治療しようとした場合新たな傷を負うか死に到る可能性もあり、他国の実績ある専門家のサポートも得るべきだと主張します。
香港 Ocean Park の Nimal Fernando 博士は湖の一部を区切りカメをそこで治療するという方法は効果が少ないだろうと分析します。というのも湖水の状況は変化しないからです。最適な方法は湖全体の水環境を浄化することだと博士は話します。清潔な環境はカメのためにもなり傷も自然治癒すると考えているのです。
白熱の議論の後 Hanoi Department of Science and Techno-
logy(ハノイ市科学技術局) のディレクター Le Xuan Rao 氏は湖底の清掃や排水システムの整備を行い水質浄化に努めることを含めカメの保護のためにできる限りの改善をしていくことを確認しました。現時点では治療のためにカメを岸近くに移動させることはしないことも確認したそうです。
◆◇◆
ホアンキエム湖の中ほどに「カメタワー」があるそうですが、今後このタワーもカメたちが登って甲羅干しをしやすいように改修するのだとか。
この古代カメは年齢がはっきり分からないそうですが100歳から300歳の間とされているようです。早く傷を治して長生きしてほしいものですね。
カメとは関係ありませんがこんなニュースを見つけました。山梨県の西湖ではクニマスが生息する可能性が高い一部区域を禁漁にすることを決定したそうです。対象は湖北岸沖合い30メートル付近の縦約100メートル、横約200メートルの範囲。区域外でも黒色のマスを釣った場合漁協に届け出るよう釣り客に呼びかけていくそうです。

筋温アップで脂肪燃焼骨盤RPBメソッド 【入荷予約】

MARIAGE FRERES フランス式おいしい紅茶
Posted by うおみ at 11:51│Comments(0)
│お魚ニュース
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
