2010年09月07日
サメはなぜ飛ぶのか・・・?という話
こんなニュース見つけちゃいました。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
September 6, 2010 smh
オーストラリア Brisbane River(ブリスベン川) では毎年気温が上がると bull sharks(オオメジロザメ) が水からジャンプし空中で素早く回転する様子がよく見られます。見物人やボート愛好家にとっておなじみの風景ですが、研究者は彼らがなぜそのような行動をとるのか説明がつかず困惑しているようです。
長年この川でフェリーのキャプテンとして働いている Craig Wilkins 氏が話すことには水が温かくなればなるほどサメのジャンプを見る機会が増えるとのこと。日が昇るとともに彼らのジャンプは始まるのです。
サメたちが空中ショーを活発に行うようになる頃は水中での動きも激しくなります。
川の上流で見つかるサメは普通1.5メートルより小さいくらいの大きさで人々にとってはそれほど恐怖ではないようです。 しかし犬のオーナーは必死です。サメの動きが活発になる夜明けと日暮れには犬を水に近づけないようにしなければなりません。
犬が川岸から水に引きずり込まれた、といった報告が数多く上がり、サメたちはより大きな獲物を求めるケースがあとを絶たないのです。2005年にはブリスベン川で競走馬がオオメジロザメに襲われ地元住民がショックを受けるという事故もありました。
オオメジロザメは世界中の熱帯や亜熱帯の水域に生息する「コスモポリタン」な生きものですが、このジャンプ行動はインドネシアやタイ、フィジー、フロリダなどの科学者を悩ませてきたといいます。
サメがコウモリを追い掛けてジャンプするケースが観察されていますが、大体のところ動機は謎だと University of Queensland(クィーンズランド大学) 動物学部教授 Craig Franklin 氏は語ります。「彼らがなぜそういう行動を取るのかまったく分からないのです。」
川で過ごす時間が長くサメの行動をよく見ているフェリーのキャプテンたちも彼らなりの推測をしているようです。キャプテンの一人はサメがジャンプするのは寄生虫を取るためではないかと考えています。
しかし Franklin 教授はこの仮説には納得できないようです。「皮膚の表面に寄生虫がいる可能性はありますが、ジャンプが寄生虫を取り除くのに有効な方法とは聞いたことがありません。」
それはともかく州都である都市の川にオオメジロザメがいるということはすばらしいと教授は語ります。世界中で多くの惨事がほかならぬこのサメのせいにされていますが、首都の多くは川沿いに建設されており、人々がサメと遭遇し怪我をしたり死んだりする可能性は高くなっている、と教授は付け加えます。
「サメは人間をターゲットにしているわけではなく、人々はそれを理解する必要があります。私達がすべきことは自分たちの行動を見つめなおし、泳ぐ場合はその場所と時間に十分注意を払うことなのです。」と教授は話しています。
◆◇◆
フェリーのキャプテンによるとジャンプするサメの多くは1.2メートルほどの大きさで、一番大きそうだったのは2メートル近かったと話しています。
ジャンプする魚といえばハクレンが思い出されますが、サメがバッチャンバッチャン跳んでる風景は迫力ありそうですね。
サメとは関係ありませんがこんなニュースを見つけました。関西電力はエチゼンクラゲを利用した医薬品や化粧品の開発プロジェクトに乗り出したそうです。このプロジェクトは関西電子ビーム、日華化学などと共同で行われ、エチゼンクラゲから抽出したコラーゲンと越前ガニのキトサンを混ぜ合わせた物質に電子線を照射することでゼリー状のハイドロゲル材を生成し実用化するというもの。22年度に基礎研究を進め、23年度以降に実用化研究へ移行するそうです。ハイドロゲル材の開発に成功すればコラーゲンの保湿効果とキトサンの抗菌効果に期待でき、けがの患部に貼り付ける創傷被覆材やにきび予防のマスクなどの商品化が可能になるとのこと。
オーストラリアで大の字
オーストラリア
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
September 6, 2010 smh
オーストラリア Brisbane River(ブリスベン川) では毎年気温が上がると bull sharks(オオメジロザメ) が水からジャンプし空中で素早く回転する様子がよく見られます。見物人やボート愛好家にとっておなじみの風景ですが、研究者は彼らがなぜそのような行動をとるのか説明がつかず困惑しているようです。
長年この川でフェリーのキャプテンとして働いている Craig Wilkins 氏が話すことには水が温かくなればなるほどサメのジャンプを見る機会が増えるとのこと。日が昇るとともに彼らのジャンプは始まるのです。
サメたちが空中ショーを活発に行うようになる頃は水中での動きも激しくなります。
川の上流で見つかるサメは普通1.5メートルより小さいくらいの大きさで人々にとってはそれほど恐怖ではないようです。 しかし犬のオーナーは必死です。サメの動きが活発になる夜明けと日暮れには犬を水に近づけないようにしなければなりません。
犬が川岸から水に引きずり込まれた、といった報告が数多く上がり、サメたちはより大きな獲物を求めるケースがあとを絶たないのです。2005年にはブリスベン川で競走馬がオオメジロザメに襲われ地元住民がショックを受けるという事故もありました。
オオメジロザメは世界中の熱帯や亜熱帯の水域に生息する「コスモポリタン」な生きものですが、このジャンプ行動はインドネシアやタイ、フィジー、フロリダなどの科学者を悩ませてきたといいます。
サメがコウモリを追い掛けてジャンプするケースが観察されていますが、大体のところ動機は謎だと University of Queensland(クィーンズランド大学) 動物学部教授 Craig Franklin 氏は語ります。「彼らがなぜそういう行動を取るのかまったく分からないのです。」
川で過ごす時間が長くサメの行動をよく見ているフェリーのキャプテンたちも彼らなりの推測をしているようです。キャプテンの一人はサメがジャンプするのは寄生虫を取るためではないかと考えています。
しかし Franklin 教授はこの仮説には納得できないようです。「皮膚の表面に寄生虫がいる可能性はありますが、ジャンプが寄生虫を取り除くのに有効な方法とは聞いたことがありません。」
それはともかく州都である都市の川にオオメジロザメがいるということはすばらしいと教授は語ります。世界中で多くの惨事がほかならぬこのサメのせいにされていますが、首都の多くは川沿いに建設されており、人々がサメと遭遇し怪我をしたり死んだりする可能性は高くなっている、と教授は付け加えます。
「サメは人間をターゲットにしているわけではなく、人々はそれを理解する必要があります。私達がすべきことは自分たちの行動を見つめなおし、泳ぐ場合はその場所と時間に十分注意を払うことなのです。」と教授は話しています。
◆◇◆
フェリーのキャプテンによるとジャンプするサメの多くは1.2メートルほどの大きさで、一番大きそうだったのは2メートル近かったと話しています。
ジャンプする魚といえばハクレンが思い出されますが、サメがバッチャンバッチャン跳んでる風景は迫力ありそうですね。
サメとは関係ありませんがこんなニュースを見つけました。関西電力はエチゼンクラゲを利用した医薬品や化粧品の開発プロジェクトに乗り出したそうです。このプロジェクトは関西電子ビーム、日華化学などと共同で行われ、エチゼンクラゲから抽出したコラーゲンと越前ガニのキトサンを混ぜ合わせた物質に電子線を照射することでゼリー状のハイドロゲル材を生成し実用化するというもの。22年度に基礎研究を進め、23年度以降に実用化研究へ移行するそうです。ハイドロゲル材の開発に成功すればコラーゲンの保湿効果とキトサンの抗菌効果に期待でき、けがの患部に貼り付ける創傷被覆材やにきび予防のマスクなどの商品化が可能になるとのこと。
オーストラリアで大の字
オーストラリア
Posted by うおみ at 12:17│Comments(2)
│お魚ニュース
この記事へのコメント
管理人様、
yahooから「なぜサメはジャンプするのか」で飛んできました。
私ブリスベンでクラシファイドをやってます、もしよかったら、紹介リンクを貼らせてください。よろしくお願いします。
ozinside.com/jpn/
ご迷惑であれば、削除していただければと存じます。
よろしくお願いします。
yahooから「なぜサメはジャンプするのか」で飛んできました。
私ブリスベンでクラシファイドをやってます、もしよかったら、紹介リンクを貼らせてください。よろしくお願いします。
ozinside.com/jpn/
ご迷惑であれば、削除していただければと存じます。
よろしくお願いします。
Posted by ブリスベンの日本人コミュ at 2014年05月06日 14:19
ブリスベンの日本人コミュ 様へ
記事へリンクして頂くことは全然構いませんよ。
記事へリンクして頂くことは全然構いませんよ。
Posted by うおみ at 2014年05月07日 17:56
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