2007年10月26日
冷蔵庫の片隅で光っているものは・・・?という話
こんなニュース見つけちゃいました。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
October 25, 2007 seattlepicom
先週 Randall Peters 氏は West Seattle(ウェストシアトル) にある Thriftway(スリフトウェイ) で調理済みのエビを購入し、その夜数匹を食べた後でキッチンに戻します。そこで彼が見たものは、暗いキッチンのカウンターの上で鮮やかにエビが光っている異様な光景だったのです。彼はそのエビが放射線を浴びたに違いないと思ったそうです。それ以来シーフードを買った時は家に帰ってから電気を消すのが習慣になったとのこと。
Wallingford(ウォーリングフォード) にある Quality Food Center でも光るエビが販売されていたという情報があります。
The U.S. Food and Drug Administration(米国食品医薬品局) はこの件に関しては調査をするつもりはないと公表しています。というのもこの報告がなされたのは公式なものではなく、誰も病気にかかったわけではないので食の安全性には問題ないから、とのこと。
シーフードが光るというレポートは以前にもあったそうです。90年代の政府レポートによるといつくかの製品からある種の light-emitting bacteria(発光バクテリア) による発光現象がみられた、とあるのです。海水には少なくとも9種類の発光生物が確認されています。
光る食品の安全性に関しては、Washington Poison Center の Dr. Bill Robertson は、自分の場合躊躇せずに食べると語っていますが、誰かがお金をかけてその安全性を証明するテストを行うというのはあまり考えたくないと言います。FDA がシーフードのテストをすべきではないかと考えているようです。
FDA 広報によるとこの機関の Seafood Product Research Center は光るシーフードに関しては過去10年間何の調査もしていないそうです。ただシーフードの luminescent bacteria(発光バクテリア、phosphorescing phytoplankton) に関しては約20年前に FDA の 微生物学者 Patricia Sado 女史による研究が唯一残されいるとのこと。
Sado 女史の研究は1998年に発表されました。このときに発光が確認された製品は imitation crabmeat(カニカマ)、ロブスター、エビ、ニシン、サーディン、謎に満ちたシーフードサラダでした。この時はトレーや包んでいた紙が光っていたというケースもあったとか。
未調理の魚でも暗いところで光るという報告もあります。環境保護団体の調査団が Hanford Nuclear Reservation(ハンフォード核廃棄物地帯) の近くの Columbia River(コロンビア川) の汚染評価をしようとしたときに、オレゴン州の Confederated Tribes of the Warm Springs Reservation(ワームスプリングスインディアン居留地) のメンバーからストップがかかったといいます。彼らは200から300ポンドの光る魚を保持していたのです。すべてキングサーモンでセレモニーのために準備されていたものでした。
Sado 女史は、彼らはその魚は放射能を浴びていると信じていたと報告しています。分析の結果サーモンは皮、腸、エラすべてが Photobacte-
rium phosphoreum というバクテリアに汚染されていたことが発見されたそうです。
彼女はシアトルで起こったケースは二次汚染の結果ではないかと考えています。調理をすればバクテリアは死滅します。販売している食料品店か調理エビをパック詰めした施設で、未調理の魚介から汚染したのではないかとのこと。だとすればここに問題があるのではないかと語っています。
エビを2社に供給した業者は卸もとのカナダの会社と魚介類の処理方法などについて検討をかさねる予定でいるとのことです。
◆◇◆
エビを買われた方冷蔵庫を見てみる必要があるかも?
Quality Food Center でねこのためにエビを飼った女性も、夜のポーチでねこ皿の上で怪しく光るエビを見て仰天したそうです。ちなみにこのねこちゃんも触りもしなかったとか。
いくら火を通せば大丈夫とはいえあまり食べたいとは思わないですよね。
こちらは福を呼ぶエビ

118cm巾 商売繁盛風呂敷 鯛海老蕪/てぬぐい ふろしき千点以上 送料一律500円

金城次郎氏作 マカイ#26
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October 25, 2007 seattlepicom
先週 Randall Peters 氏は West Seattle(ウェストシアトル) にある Thriftway(スリフトウェイ) で調理済みのエビを購入し、その夜数匹を食べた後でキッチンに戻します。そこで彼が見たものは、暗いキッチンのカウンターの上で鮮やかにエビが光っている異様な光景だったのです。彼はそのエビが放射線を浴びたに違いないと思ったそうです。それ以来シーフードを買った時は家に帰ってから電気を消すのが習慣になったとのこと。
Wallingford(ウォーリングフォード) にある Quality Food Center でも光るエビが販売されていたという情報があります。
The U.S. Food and Drug Administration(米国食品医薬品局) はこの件に関しては調査をするつもりはないと公表しています。というのもこの報告がなされたのは公式なものではなく、誰も病気にかかったわけではないので食の安全性には問題ないから、とのこと。
シーフードが光るというレポートは以前にもあったそうです。90年代の政府レポートによるといつくかの製品からある種の light-emitting bacteria(発光バクテリア) による発光現象がみられた、とあるのです。海水には少なくとも9種類の発光生物が確認されています。
光る食品の安全性に関しては、Washington Poison Center の Dr. Bill Robertson は、自分の場合躊躇せずに食べると語っていますが、誰かがお金をかけてその安全性を証明するテストを行うというのはあまり考えたくないと言います。FDA がシーフードのテストをすべきではないかと考えているようです。
FDA 広報によるとこの機関の Seafood Product Research Center は光るシーフードに関しては過去10年間何の調査もしていないそうです。ただシーフードの luminescent bacteria(発光バクテリア、phosphorescing phytoplankton) に関しては約20年前に FDA の 微生物学者 Patricia Sado 女史による研究が唯一残されいるとのこと。
Sado 女史の研究は1998年に発表されました。このときに発光が確認された製品は imitation crabmeat(カニカマ)、ロブスター、エビ、ニシン、サーディン、謎に満ちたシーフードサラダでした。この時はトレーや包んでいた紙が光っていたというケースもあったとか。
未調理の魚でも暗いところで光るという報告もあります。環境保護団体の調査団が Hanford Nuclear Reservation(ハンフォード核廃棄物地帯) の近くの Columbia River(コロンビア川) の汚染評価をしようとしたときに、オレゴン州の Confederated Tribes of the Warm Springs Reservation(ワームスプリングスインディアン居留地) のメンバーからストップがかかったといいます。彼らは200から300ポンドの光る魚を保持していたのです。すべてキングサーモンでセレモニーのために準備されていたものでした。
Sado 女史は、彼らはその魚は放射能を浴びていると信じていたと報告しています。分析の結果サーモンは皮、腸、エラすべてが Photobacte-
rium phosphoreum というバクテリアに汚染されていたことが発見されたそうです。
彼女はシアトルで起こったケースは二次汚染の結果ではないかと考えています。調理をすればバクテリアは死滅します。販売している食料品店か調理エビをパック詰めした施設で、未調理の魚介から汚染したのではないかとのこと。だとすればここに問題があるのではないかと語っています。
エビを2社に供給した業者は卸もとのカナダの会社と魚介類の処理方法などについて検討をかさねる予定でいるとのことです。
◆◇◆
エビを買われた方冷蔵庫を見てみる必要があるかも?
Quality Food Center でねこのためにエビを飼った女性も、夜のポーチでねこ皿の上で怪しく光るエビを見て仰天したそうです。ちなみにこのねこちゃんも触りもしなかったとか。
いくら火を通せば大丈夫とはいえあまり食べたいとは思わないですよね。
こちらは福を呼ぶエビ

118cm巾 商売繁盛風呂敷 鯛海老蕪/てぬぐい ふろしき千点以上 送料一律500円

金城次郎氏作 マカイ#26
Posted by うおみ at 16:48│Comments(0)
│お魚ニュース
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