2008年07月17日
歩いていたのは何者だ?・・・という話
こんなニュース見つけちゃいました。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら(不思議なナマズの写真が載ってます。)
PINELLAS PARK July 15, 2008 Bay News 9
火曜日 Pinellas Park(パイネラス パーク) の住民はおよそ30匹の
walking catfish(ヒレナマズの1種) が歩いているところを目撃します。魚たちは胸ビレを上手く使って通りを移動していたのです。
芝生の手入れをしていた Dianna Fernandez さんもこの光景を見かけて、こんなこと初めて見たと驚きを語ります。
Florida Fish and Wildlife Conservation Commission(フロリダ魚類野生動物保存委員会) の上級研究員 Paul Shafland 氏によるとナマズは陸上でも身体に湿り気さえあれば移動することができると語ります。ナマズはとてもたくましい生物で、排水管の中でも生き延びることができ多量の雨が降ると水から上がって路上を歩き出すのです。
「初め見たときは悪い冗談で誰かが魚を捨てていったのかと思ったわ。でも昨日の夜に大雨が降ったから下水道から這い上がってきたのかもしれないと気づいたの。」と近所の住民 Hannah Cline さん。
ヒレナマズは容易に捕まえられますが保護活動はされていません。というのもナマズはフロリダの生態系を狂わせる外来種だからです。
Shafland 氏によるとこのナマズがフロリダで発見されたのは1960年代です。当時はナマズがフロリダ中を席巻し地域を荒廃させるという悪い評判が多かったと彼は語ります。「その予測は外れましたが、ナマズの数は減少しているとはいえ問題を抱えていることに変わりはありません。」
◆◇◆
ヒレナマズは中国や台湾、フィリピンなどが原産で食用のため石垣島などにも持ち込まれたようです。
「ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑」によるとこの種類は中華の材料やエスニック食材店で販売されている定番のようです。アメリカ南部ではナマズのフライなど好まれて食べるようですが、このヒレナマズは食べて駆除するなんてことはしないんでしょうか。
ナマズとは関係ありませんが興味深いニュースを見つけました。ハチとダニの不思議な関係の話です。関東などで良く見られるアトボシキタドロバチは成虫の羽の付け根にダニを寄生させている事は知られていましたが、その理由はこれまでずっと謎でした。15日の森林総合研究所の研究チームの発表によると、ドロバチの幼虫の天敵であるクロヒラタコバチの幼虫をダニが撃退して、寄生先を天敵から守る用心棒の役割を果たしていることが観察の結果分かったそうです。ダニはドロバチの幼虫から体液をもらって成長しつつ宿敵をやっつけみごとに宿主を助けて共生の関係を築いていたようです。


鯰 イメージとその素顔



魚の地震予知

ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら(不思議なナマズの写真が載ってます。)
PINELLAS PARK July 15, 2008 Bay News 9
火曜日 Pinellas Park(パイネラス パーク) の住民はおよそ30匹の
walking catfish(ヒレナマズの1種) が歩いているところを目撃します。魚たちは胸ビレを上手く使って通りを移動していたのです。
芝生の手入れをしていた Dianna Fernandez さんもこの光景を見かけて、こんなこと初めて見たと驚きを語ります。
Florida Fish and Wildlife Conservation Commission(フロリダ魚類野生動物保存委員会) の上級研究員 Paul Shafland 氏によるとナマズは陸上でも身体に湿り気さえあれば移動することができると語ります。ナマズはとてもたくましい生物で、排水管の中でも生き延びることができ多量の雨が降ると水から上がって路上を歩き出すのです。
「初め見たときは悪い冗談で誰かが魚を捨てていったのかと思ったわ。でも昨日の夜に大雨が降ったから下水道から這い上がってきたのかもしれないと気づいたの。」と近所の住民 Hannah Cline さん。
ヒレナマズは容易に捕まえられますが保護活動はされていません。というのもナマズはフロリダの生態系を狂わせる外来種だからです。
Shafland 氏によるとこのナマズがフロリダで発見されたのは1960年代です。当時はナマズがフロリダ中を席巻し地域を荒廃させるという悪い評判が多かったと彼は語ります。「その予測は外れましたが、ナマズの数は減少しているとはいえ問題を抱えていることに変わりはありません。」
◆◇◆
ヒレナマズは中国や台湾、フィリピンなどが原産で食用のため石垣島などにも持ち込まれたようです。
「ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑」によるとこの種類は中華の材料やエスニック食材店で販売されている定番のようです。アメリカ南部ではナマズのフライなど好まれて食べるようですが、このヒレナマズは食べて駆除するなんてことはしないんでしょうか。
ナマズとは関係ありませんが興味深いニュースを見つけました。ハチとダニの不思議な関係の話です。関東などで良く見られるアトボシキタドロバチは成虫の羽の付け根にダニを寄生させている事は知られていましたが、その理由はこれまでずっと謎でした。15日の森林総合研究所の研究チームの発表によると、ドロバチの幼虫の天敵であるクロヒラタコバチの幼虫をダニが撃退して、寄生先を天敵から守る用心棒の役割を果たしていることが観察の結果分かったそうです。ダニはドロバチの幼虫から体液をもらって成長しつつ宿敵をやっつけみごとに宿主を助けて共生の関係を築いていたようです。
鯰 イメージとその素顔
魚の地震予知
Posted by うおみ at 14:24│Comments(0)
│お魚ニュース
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