2008年11月13日
イルカはなぜ海に帰らないのか・・・という話
こんなニュース見つけちゃいました。お魚ニュースといいつつ本日はちょっと心配なイルカの話です。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
SEA BRIGHT, N.J. November 11, 2008 newsday.com
National Oceanic and Atmospheric Administration(米国海洋大気圏局) の広報担当 Teri Frady 女史によると連邦機関の科学者は
10月30日ニュージャージー州 Sea Bright と Highlands の間にある
Route 36 bridge の近くの海と Shrewsbury River(シュルーズベリー川) の2ヶ所に水中マイクロホンを設置したとのこと。目的は2つの
bottlenose dolphins(バンドウイルカ) の群れ(計12頭)が聞いている音を調べて彼らが海に向かおうとする行動を阻害する可能性のある音を録音するためです。先週第1回目の水中録音が終了し今週にも分析作業が始まるそうです。
というのも現在進行中のルート36ブリッジの建設工事がイルカたちをおびえさせたり海に帰ることを思いとどまらせている可能性があるのかが大きな問題となっているためです。
今年の夏イルカたちは橋の下をくぐりシュルーズベリー川と Navesink
rivers(ナヴェシンク川) に向かいました。そしてそろそろ Sandy Hook Bay(サンディー・フック湾) に戻らなくてはならない時期なのです。
動物愛護団体は数ヶ月間イルカたちを海に帰すことを求めてきました。というのもイルカたちがうまく帰れずにいるうちに寒くなり川で死んでしまう例が何件かあったからです。彼らは手をこまねいているうちに1993年シュルーズベリー川で起こった4頭のイルカの事故が再現されることを心配しています。川に氷が張りイルカたちは溺れ死んでしまったのです。
火曜日6頭のイルカがシュルーズベリー川の Sea Bright と Rumson の間に姿を現しました。この場所は今年イルカたちがやって来て以来一番長い時間を過ごしていた場所です。そして数頭のイルカが水上にジャンプして横になった状態で水に落ちたり、尾で水をたたく動作を見せていました。
Marine Mammal Stranding Center の共同代表 Bob
Schoelkopf 氏はジャンプは遊びであったり、摂食行動に関係していたり、寄生虫を落とそうとする行動ですが、尾をたたく行為は気になるといいます。「イルカたちは満足していないときに尾をたたきます。何かにいらだっているサインなのです。」
しかし連邦機関はイルカたちを移動させるのは非常にリスクが高いという決定を下しました。そして状況を見守り続け、イルカが座礁したり病気のサインを見せるなど緊急のときにだけ行動をおこすことにしたのです。
川の水温は10月末に比べて6度下がっています。連邦機関では水温が下がればイルカのエサとなる魚も川を離れ、それにともなってイルカも海に帰るだろうと予測しています。
◆◇◆
NOAAの調査によると今のところ12頭のイルカ達にはストレスや病気、エサの問題は発生していないようです。回遊性のバンドウイルカは環境の状況によって自分達の居場所を変えることもあるそうで、エサが豊富にあれば冷たい北の海で冬を過ごすことも可能なのだそうです。海に戻そうとむやみに追い回したり捕獲しようとすれば人間にとってもイルカにとっても危険なだけとのこと。野生動物の保護というのも難しそうです。
バンドウイルカとは関係ありませんがちょっと寂しいニュースを見つけました。ガラパゴス・ナショナル・パークの「ロンサム・ジョージ」はピンタゾウガメの最後の1頭といわれる推定年齢90歳のオスのカメですが、先に別の種類のゾウガメのメスとつがいになり卵が産み落とされました。ところが保護活動家の期待もむなしく卵の80パーセントは無精卵だったことが判明。子孫誕生への期待は残念な結果に終わりましたが、研究者らはジョージの繁殖能力にまだ希望を捨ててはいないそうです。とりあえず孵卵器に入った残りの20パーセントにかけているとのこと。


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SEA BRIGHT, N.J. November 11, 2008 newsday.com
National Oceanic and Atmospheric Administration(米国海洋大気圏局) の広報担当 Teri Frady 女史によると連邦機関の科学者は
10月30日ニュージャージー州 Sea Bright と Highlands の間にある
Route 36 bridge の近くの海と Shrewsbury River(シュルーズベリー川) の2ヶ所に水中マイクロホンを設置したとのこと。目的は2つの
bottlenose dolphins(バンドウイルカ) の群れ(計12頭)が聞いている音を調べて彼らが海に向かおうとする行動を阻害する可能性のある音を録音するためです。先週第1回目の水中録音が終了し今週にも分析作業が始まるそうです。
というのも現在進行中のルート36ブリッジの建設工事がイルカたちをおびえさせたり海に帰ることを思いとどまらせている可能性があるのかが大きな問題となっているためです。
今年の夏イルカたちは橋の下をくぐりシュルーズベリー川と Navesink
rivers(ナヴェシンク川) に向かいました。そしてそろそろ Sandy Hook Bay(サンディー・フック湾) に戻らなくてはならない時期なのです。
動物愛護団体は数ヶ月間イルカたちを海に帰すことを求めてきました。というのもイルカたちがうまく帰れずにいるうちに寒くなり川で死んでしまう例が何件かあったからです。彼らは手をこまねいているうちに1993年シュルーズベリー川で起こった4頭のイルカの事故が再現されることを心配しています。川に氷が張りイルカたちは溺れ死んでしまったのです。
火曜日6頭のイルカがシュルーズベリー川の Sea Bright と Rumson の間に姿を現しました。この場所は今年イルカたちがやって来て以来一番長い時間を過ごしていた場所です。そして数頭のイルカが水上にジャンプして横になった状態で水に落ちたり、尾で水をたたく動作を見せていました。
Marine Mammal Stranding Center の共同代表 Bob
Schoelkopf 氏はジャンプは遊びであったり、摂食行動に関係していたり、寄生虫を落とそうとする行動ですが、尾をたたく行為は気になるといいます。「イルカたちは満足していないときに尾をたたきます。何かにいらだっているサインなのです。」
しかし連邦機関はイルカたちを移動させるのは非常にリスクが高いという決定を下しました。そして状況を見守り続け、イルカが座礁したり病気のサインを見せるなど緊急のときにだけ行動をおこすことにしたのです。
川の水温は10月末に比べて6度下がっています。連邦機関では水温が下がればイルカのエサとなる魚も川を離れ、それにともなってイルカも海に帰るだろうと予測しています。
◆◇◆
NOAAの調査によると今のところ12頭のイルカ達にはストレスや病気、エサの問題は発生していないようです。回遊性のバンドウイルカは環境の状況によって自分達の居場所を変えることもあるそうで、エサが豊富にあれば冷たい北の海で冬を過ごすことも可能なのだそうです。海に戻そうとむやみに追い回したり捕獲しようとすれば人間にとってもイルカにとっても危険なだけとのこと。野生動物の保護というのも難しそうです。
バンドウイルカとは関係ありませんがちょっと寂しいニュースを見つけました。ガラパゴス・ナショナル・パークの「ロンサム・ジョージ」はピンタゾウガメの最後の1頭といわれる推定年齢90歳のオスのカメですが、先に別の種類のゾウガメのメスとつがいになり卵が産み落とされました。ところが保護活動家の期待もむなしく卵の80パーセントは無精卵だったことが判明。子孫誕生への期待は残念な結果に終わりましたが、研究者らはジョージの繁殖能力にまだ希望を捨ててはいないそうです。とりあえず孵卵器に入った残りの20パーセントにかけているとのこと。
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Posted by うおみ at 16:33│Comments(0)
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