2009年10月17日
ワニとの争奪戦に勝った男の話
こんなニュース見つけちゃいました。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら(巨大魚!の写真が載ってます)
15 October 2009 Belfast Telegraph
北アイルランドで美術教師を務める Tim Smith さん39歳は、アフリカでの休暇中釣りに出かけて大変な経験をしたそうです。
Tim さんはウガンダはビクトリア滝の Murchison Falls(マーチソン滝) から1マイル下流にいった場所で小さなボートに乗り釣りをしていたそうです。その時彼のベイトに巨大な Nile perch(ナイルパーチ) が食いつき、45分の間ボートは魚に振り回され川を上下していました。
どうやらその様子がなんとワニの興味をひきつけてしまったようなのです。「突然ボートが傾いて落ちそうになったんだ。何が起こったのか全く分からなかったよ。」彼は後で語っています。
彼はボートの後ろ側のエンジンのそばに立ち足を踏ん張って釣り糸が張った状態を保っていました。次の瞬間ワニが口を大きく開けて襲いかかってきたのです。幸いワニは距離の目測を誤ったらしく彼のことろまではとどかずにボートに横にぶつかりました。
一歩間違えばワニは彼に噛み付いていただろうと Tim さんは話しています。それからもワニはボートのあちこちにぶつかってきたそうです。彼は恐ろしい思いをしながらもボートの真ん中に戻りなおもロッドを抱え続けたとのこと。
そうこうするうちにさすがの巨大魚も力尽きたようでボートから数ヤード離れた水面に浮かんできました。すると彼はワニが浮かび上がってきて魚の尾に食いついていわゆるデスロールを始めるのを見つけます。しかし魚が大きすぎてうまくいかないようです。
ナイルパーチは最後の力を振り絞ってワニから逃げ出します。Tim さんはすかさず魚を引っ掴みボートの横に結び付けて必死で錨を上げます。エンジンがスタートするまでにワニがすぐそばまで来ていました。彼が大慌てでギアを入れてボートが動き出すとワニのダイブは空を切っただけで水中に消えていったそうです。
彼は川を下り魚を木に結び付けてから近くのサファリ・ロッジに助けを求めに行ったとのこと。
◆◇◆
人もワニも魚もそれぞれ必死ですね。
マーチソン滝周辺は国立公園になっていて様々な生物たちの楽園になっているようです。この滝はナイル川の最も狭い場所で、幅約6メートル高さは約40メートルとのこと。スポーツフィッシングも盛んで一番人気の対象魚やはりナイルパーチなのだそうです。
怖いニュースを見つけました。有毒の外来グモ「セアカゴケグモ」の被害が拡大しているそうです。このクモはオーストラリア原産で積荷に付着して国内に持ち込まれたと見られ平成7年大阪府高石市で初めて確認されました。その後生息域は拡大、国内16府県以上で存在が確認されているとのこと。被害も増えており報告件数は9~17年の計4件から、18~20年では計21件になっています。すでに日本の気候に順応して定着しているようですが、効果的な駆除法は見つかっていないのが現状のようです。


世界怪魚釣行記



放浪するアリ 生物学的侵入をとく

ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら(巨大魚!の写真が載ってます)
15 October 2009 Belfast Telegraph
北アイルランドで美術教師を務める Tim Smith さん39歳は、アフリカでの休暇中釣りに出かけて大変な経験をしたそうです。
Tim さんはウガンダはビクトリア滝の Murchison Falls(マーチソン滝) から1マイル下流にいった場所で小さなボートに乗り釣りをしていたそうです。その時彼のベイトに巨大な Nile perch(ナイルパーチ) が食いつき、45分の間ボートは魚に振り回され川を上下していました。
どうやらその様子がなんとワニの興味をひきつけてしまったようなのです。「突然ボートが傾いて落ちそうになったんだ。何が起こったのか全く分からなかったよ。」彼は後で語っています。
彼はボートの後ろ側のエンジンのそばに立ち足を踏ん張って釣り糸が張った状態を保っていました。次の瞬間ワニが口を大きく開けて襲いかかってきたのです。幸いワニは距離の目測を誤ったらしく彼のことろまではとどかずにボートに横にぶつかりました。
一歩間違えばワニは彼に噛み付いていただろうと Tim さんは話しています。それからもワニはボートのあちこちにぶつかってきたそうです。彼は恐ろしい思いをしながらもボートの真ん中に戻りなおもロッドを抱え続けたとのこと。
そうこうするうちにさすがの巨大魚も力尽きたようでボートから数ヤード離れた水面に浮かんできました。すると彼はワニが浮かび上がってきて魚の尾に食いついていわゆるデスロールを始めるのを見つけます。しかし魚が大きすぎてうまくいかないようです。
ナイルパーチは最後の力を振り絞ってワニから逃げ出します。Tim さんはすかさず魚を引っ掴みボートの横に結び付けて必死で錨を上げます。エンジンがスタートするまでにワニがすぐそばまで来ていました。彼が大慌てでギアを入れてボートが動き出すとワニのダイブは空を切っただけで水中に消えていったそうです。
彼は川を下り魚を木に結び付けてから近くのサファリ・ロッジに助けを求めに行ったとのこと。
◆◇◆
人もワニも魚もそれぞれ必死ですね。
マーチソン滝周辺は国立公園になっていて様々な生物たちの楽園になっているようです。この滝はナイル川の最も狭い場所で、幅約6メートル高さは約40メートルとのこと。スポーツフィッシングも盛んで一番人気の対象魚やはりナイルパーチなのだそうです。
怖いニュースを見つけました。有毒の外来グモ「セアカゴケグモ」の被害が拡大しているそうです。このクモはオーストラリア原産で積荷に付着して国内に持ち込まれたと見られ平成7年大阪府高石市で初めて確認されました。その後生息域は拡大、国内16府県以上で存在が確認されているとのこと。被害も増えており報告件数は9~17年の計4件から、18~20年では計21件になっています。すでに日本の気候に順応して定着しているようですが、効果的な駆除法は見つかっていないのが現状のようです。
世界怪魚釣行記
放浪するアリ 生物学的侵入をとく
Posted by うおみ at 15:40│Comments(0)
│お魚ニュース
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