2011年07月30日
最も小さな生存者だった!・・・という話
こんなニュース見つけちゃいました。NZ の震災を生き延びた金魚たちの話です。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
The New Zealand Herald Jul 27, 2011
2月、ニュージーランドに起こった地震で多数の死傷者がでたことは記憶に新しいでしょう。そして haggy と Daphne は苛酷な環境の中で生き残った最も体が小さい生物となりました。
彼ら2匹は金魚です。4ヵ月半、134日にわたる長い日々を誰にも世話をされずに生きてきたのです。
というのも彼らが住んでいたダウンタウンはあまりに被害が大きく立ち入り禁止になってしまったためエサをもらうことができなかったのです。また電気も止まったため水質浄化用のフィルターも機能していませんでした。
彼らは今月に入ってやっと発見され、助け出されたのです。
Shaggy と Daphne は Christchurch(クライストチャーチ)のハイストリートにある Vicky Thornley さんの会社のオフィスの受付で飼われていました。
Vicky さんがまさにエレベーターに乗り込もうとした瞬間グラリときたのだそうです。彼女は金魚の入った水槽にしがみついて体を支え、同時に水槽が床に落ちるのをふせいだのです。
その後この地区は立ち入り禁止となり、中に入る許可が下りたのは7月6日のことでした。彼女は作業員と共に立ち入った時に水槽のある場所を見ることができなかったといいます。金魚たちはすでに死んでいると考えていたからです。
その時作業員は彼女に向かって叫びました。「やあ!金魚がいる。まだ生きてるぞ!」
彼女は驚きながらも金魚をすくってバケツに入れて家に持ち帰ります。彼らは多少色味が落ちてはいましたが元気そうでした。そして今では彼女の息子の金魚たちと一緒に新しい住まいで楽しそうに泳いでいるとのこと。
Shaggy と Daphne が生き残った要因として水族館のキュレーターは何点か挙げています。まず金魚たちは100リットル入りという大き目の水槽で飼われていたこと。そして水草もたっぷりと植えられていました。また水槽内の石や壁に生えた藻が彼らの栄養源になっていたこと。さらに自然に育ったバクテリアが水質をそこそこきれいにするのに役立っていたこともプラス要因と考えられるそうです。
◆◇◆
微妙な問題も一つあるようです。水槽では全部で6匹の金魚が飼われていたのですが発見された時1匹だけ浮いているのが確認されただけで後の3匹は姿かたちが見えなかったのだとか。
Goldfish are, after all, omnivores.
つまるところ金魚は omnivore(雑食動物)だったというわけです。
*気になるニュース*
岩手県宮古市で例年より1ヶ月遅れでウニ漁が始まったそうです。同市の重茂(おもえ)漁港は大震災で甚大な被害を被りましたが29日よりウニ漁が始まったとのこと。漁船の数は約800隻から約130隻になりましたが、午前5時の解禁と共に約30~40メートル沖合いの漁場にのりだしウニを漁獲しました。ウニは全体的にやや小ぶりですが水揚げは例年並みとのこと。
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The New Zealand Herald Jul 27, 2011
2月、ニュージーランドに起こった地震で多数の死傷者がでたことは記憶に新しいでしょう。そして haggy と Daphne は苛酷な環境の中で生き残った最も体が小さい生物となりました。
彼ら2匹は金魚です。4ヵ月半、134日にわたる長い日々を誰にも世話をされずに生きてきたのです。
というのも彼らが住んでいたダウンタウンはあまりに被害が大きく立ち入り禁止になってしまったためエサをもらうことができなかったのです。また電気も止まったため水質浄化用のフィルターも機能していませんでした。
彼らは今月に入ってやっと発見され、助け出されたのです。
Shaggy と Daphne は Christchurch(クライストチャーチ)のハイストリートにある Vicky Thornley さんの会社のオフィスの受付で飼われていました。
Vicky さんがまさにエレベーターに乗り込もうとした瞬間グラリときたのだそうです。彼女は金魚の入った水槽にしがみついて体を支え、同時に水槽が床に落ちるのをふせいだのです。
その後この地区は立ち入り禁止となり、中に入る許可が下りたのは7月6日のことでした。彼女は作業員と共に立ち入った時に水槽のある場所を見ることができなかったといいます。金魚たちはすでに死んでいると考えていたからです。
その時作業員は彼女に向かって叫びました。「やあ!金魚がいる。まだ生きてるぞ!」
彼女は驚きながらも金魚をすくってバケツに入れて家に持ち帰ります。彼らは多少色味が落ちてはいましたが元気そうでした。そして今では彼女の息子の金魚たちと一緒に新しい住まいで楽しそうに泳いでいるとのこと。
Shaggy と Daphne が生き残った要因として水族館のキュレーターは何点か挙げています。まず金魚たちは100リットル入りという大き目の水槽で飼われていたこと。そして水草もたっぷりと植えられていました。また水槽内の石や壁に生えた藻が彼らの栄養源になっていたこと。さらに自然に育ったバクテリアが水質をそこそこきれいにするのに役立っていたこともプラス要因と考えられるそうです。
◆◇◆
微妙な問題も一つあるようです。水槽では全部で6匹の金魚が飼われていたのですが発見された時1匹だけ浮いているのが確認されただけで後の3匹は姿かたちが見えなかったのだとか。
Goldfish are, after all, omnivores.
つまるところ金魚は omnivore(雑食動物)だったというわけです。
*気になるニュース*
岩手県宮古市で例年より1ヶ月遅れでウニ漁が始まったそうです。同市の重茂(おもえ)漁港は大震災で甚大な被害を被りましたが29日よりウニ漁が始まったとのこと。漁船の数は約800隻から約130隻になりましたが、午前5時の解禁と共に約30~40メートル沖合いの漁場にのりだしウニを漁獲しました。ウニは全体的にやや小ぶりですが水揚げは例年並みとのこと。
Posted by うおみ at 12:00│Comments(0)
│お魚ニュース
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