2009年07月03日
操縦はどこで覚えたんだい?・・・という話
こんなニュース見つけちゃいました。お魚ニュースといいつつ本日の主人公はやんちゃな海獣です。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
NEWPORT HARBOR June 29, 2009 theLog
6月24日アメリカはカリフォルニア Orange County(オレンジ郡)でシェリフの港湾パトロール消防艇がある動物にハイジャックされるという事件がおきたそうです。その動物とは実に好奇心旺盛なアシカの子供でした。
港湾パトロール副官 Jim Slikker、Tracy Sizemore、Chris Corn 氏らは公共ピアに凶暴な sea lion(アシカ) がいるという通報を得て現地に赴きます。
彼らはいつもアシカを担当しているスタッフに依頼しますが、その時に限って来られないことが分かったからです。
副官たちは首尾よく子供のアシカを海に追い払うことに成功しましたが、数分後アシカは再びドックに戻ってきてしまったのです。 安全性を考えた結果彼らはそのアシカを他の仲間がたくさんいる住みかへ移送しようと考えました。
彼らは消防艇にある綱を使って即席の鎖をつくり、3度失敗を繰り返した末アシカを消防艇に乗せました。船が湾内を航行中、なんとアシカはこっそりと船首にある V berth と呼ばれるキャビンに入り込みドライバーシートに飛び乗ってしまったのです。
アシカはヒレを使って自分の目の前に並んでいるボタンや操縦装置を片っ端から押し始めます。船の警笛は鳴り響き、青信号や航海灯が点滅しまくり大騒動です。そしてアシカは下のほうにある舵に取り付きます。アシカが舵に体重をかけると船のコースも変わってしまうわけです。副官たちは何とかアシカをスロットルから離れさせることに成功します。。
「結局アシカは操舵席を立ち去り、再び私たちのもとに船の操縦権が戻ってきたのです。」と Slikker 氏は話しています。
オチャメなアシカを乗せた船は結局ハーバー・パトロールのドックに到着しました。ここでアニマル・コントロール局を待つのです。副官たちがアシカにホースでやさしく水をかけてやると彼はやっとキャビンから下り、デッキを通って船尾に行き海に飛び込みました。
アシカはその後あたりをひと泳ぎしてまたドックに上がってきました。副官たちは彼の周りに立って記念写真を撮ったとのこと。「港湾パトロールを始めて12年になりますが、アシカを船に乗せたのは初めてです。」とくたくたになった Slikker 氏は語っていたとのこと。
◆◇◆
アシカのパトロールの模様はこちらで見られます。(YouTube)
ニューポートビーチ湾付近では多数のアシカが生息していて窓ガラスを割られたりボートを沈められたりといった被害が相次いでいたそうです。今は Animal Control and Friends of Sea Lions という団体がアシカの処遇を行っているようです。
アシカとは関係ありませんが恐ろしげなニュースを見つけました。1日水産庁は長崎県対馬周辺に「エチゼンクラゲ」が出現する可能性があると発表したそうです。6月19~25日に東シナ海で、また6月23日にも済州島北側で大型クラゲが確認されているとのこと。同庁は同クラゲの出現調査などを継続しより詳細な情報を得るとしているそうです。
漁業に大きな被害をもたらすエチゼンクラゲです。なんとか大発生しないでもらいたいものですね。


Don’t Worry



動物園のへぇ~!?

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NEWPORT HARBOR June 29, 2009 theLog
6月24日アメリカはカリフォルニア Orange County(オレンジ郡)でシェリフの港湾パトロール消防艇がある動物にハイジャックされるという事件がおきたそうです。その動物とは実に好奇心旺盛なアシカの子供でした。
港湾パトロール副官 Jim Slikker、Tracy Sizemore、Chris Corn 氏らは公共ピアに凶暴な sea lion(アシカ) がいるという通報を得て現地に赴きます。
彼らはいつもアシカを担当しているスタッフに依頼しますが、その時に限って来られないことが分かったからです。
副官たちは首尾よく子供のアシカを海に追い払うことに成功しましたが、数分後アシカは再びドックに戻ってきてしまったのです。 安全性を考えた結果彼らはそのアシカを他の仲間がたくさんいる住みかへ移送しようと考えました。
彼らは消防艇にある綱を使って即席の鎖をつくり、3度失敗を繰り返した末アシカを消防艇に乗せました。船が湾内を航行中、なんとアシカはこっそりと船首にある V berth と呼ばれるキャビンに入り込みドライバーシートに飛び乗ってしまったのです。
アシカはヒレを使って自分の目の前に並んでいるボタンや操縦装置を片っ端から押し始めます。船の警笛は鳴り響き、青信号や航海灯が点滅しまくり大騒動です。そしてアシカは下のほうにある舵に取り付きます。アシカが舵に体重をかけると船のコースも変わってしまうわけです。副官たちは何とかアシカをスロットルから離れさせることに成功します。。
「結局アシカは操舵席を立ち去り、再び私たちのもとに船の操縦権が戻ってきたのです。」と Slikker 氏は話しています。
オチャメなアシカを乗せた船は結局ハーバー・パトロールのドックに到着しました。ここでアニマル・コントロール局を待つのです。副官たちがアシカにホースでやさしく水をかけてやると彼はやっとキャビンから下り、デッキを通って船尾に行き海に飛び込みました。
アシカはその後あたりをひと泳ぎしてまたドックに上がってきました。副官たちは彼の周りに立って記念写真を撮ったとのこと。「港湾パトロールを始めて12年になりますが、アシカを船に乗せたのは初めてです。」とくたくたになった Slikker 氏は語っていたとのこと。
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アシカのパトロールの模様はこちらで見られます。(YouTube)
ニューポートビーチ湾付近では多数のアシカが生息していて窓ガラスを割られたりボートを沈められたりといった被害が相次いでいたそうです。今は Animal Control and Friends of Sea Lions という団体がアシカの処遇を行っているようです。
アシカとは関係ありませんが恐ろしげなニュースを見つけました。1日水産庁は長崎県対馬周辺に「エチゼンクラゲ」が出現する可能性があると発表したそうです。6月19~25日に東シナ海で、また6月23日にも済州島北側で大型クラゲが確認されているとのこと。同庁は同クラゲの出現調査などを継続しより詳細な情報を得るとしているそうです。
漁業に大きな被害をもたらすエチゼンクラゲです。なんとか大発生しないでもらいたいものですね。
Don’t Worry
動物園のへぇ~!?
Posted by うおみ at 18:00│Comments(0)
│お魚ニュース
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