2008年09月18日
湖上のスシ・ロールの正体は?・・・という話
こんなニュース見つけちゃいました。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら(エイの写真が載ってます。)
16/09/2008 The Herald
オーストラリア最大の Lake Macquarie(マッコーリー湖) でこの国では非常に珍しい魚が目撃されたそうです。
その魚は Japanese devil ray(イトマキエイ) ではないかと考えられおよそ1ヶ月前からこの湖で見かけるようになったといいます。デビル・レイはこの1週間とても活発に動き回っており土曜日には Wangi Point(ウォンジー・ポイント) 沖で何度もブリーチングを繰り返しているところを確認されています。
University of Queensland(クイーンズランド大学) の海洋生物学者でありエイの研究者でもある Kathy Townsend 博士によるとこのエイは普通インドネシアや日本で見られるもので、オーストラリアではこれまでわずか13頭しか見つかっていないそうです。このエイは通常これほど南までは移動しないため、もし本当にデビル・レイであれば非常に重要な発見だと博士は語ります。
エイが湖に入り込んだ原因として考えられるのは、冬の嵐のときに大海を避け Eraring power station(エラリング発電所)のMyuna Bay(ミューナ湾) 出口周辺の温かい水に引かれてやってきたのではないかというものです。
地元住民の Audry Diggins さんは先週の土曜日エイの空中ショーの一部をビデオ撮影に成功したそうです。彼女の話によるとそのショーはかなり長い間続いたとのこと。エイは水から出てくるときにスシ・ロールのように巻き上がりそれから突然広がって水面を打つ動作を繰り返していたそうです。
デビル・レイは目下のところサメや blue groper(ブルー・グルーパー、ベラの類) 、カメなどと並んでこの地域の多様な海洋生物の一員となっています。「この湖がどうなっていくのか私達が理解しやすいようにここに住む生物について適切な調査が必要です。」と Diggins さんは語っています。
◆◇◆
マッコーリー湖はシドニー北部にあるオーストラリア最大の塩湖だそうです。ジェットスキーやヨットなども満喫できサーフィンを楽しめるポイントもある風光明媚な場所とのこと。
発電所の暖かい排水が出ているということは、調査をすればいろいろ珍しい生物がでてくる可能性もありそうですね。
エイとは関係ないですがこんなニュースを見つけました。京都でヒートアイランド対策への一歩が進められているという話です。京都市は伏見区の地下鉄竹田駅西口歩道に遮熱性の高い塗料を塗り路面温度の違いを確認する実験を始めたそうです。すでに2004年7月に北区の車道で実験をした結果では約6度温度が下がったそうで今回は歩道の調査を行うとのこと。塗料コストは1平方メートル当たり6000円かかるそうです。
以前何かの番組で小学校の校庭のアスファルトに特殊な塗料を塗って真夏でも熱くならないようにしている例があることを紹介していました。いろいろな技術を駆使して少しでも暑さを緩和させ、ヒートアイランドに対処していけたらいいですよね。


生物圏の環境



オーストラリア人物語

ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら(エイの写真が載ってます。)
16/09/2008 The Herald
オーストラリア最大の Lake Macquarie(マッコーリー湖) でこの国では非常に珍しい魚が目撃されたそうです。
その魚は Japanese devil ray(イトマキエイ) ではないかと考えられおよそ1ヶ月前からこの湖で見かけるようになったといいます。デビル・レイはこの1週間とても活発に動き回っており土曜日には Wangi Point(ウォンジー・ポイント) 沖で何度もブリーチングを繰り返しているところを確認されています。
University of Queensland(クイーンズランド大学) の海洋生物学者でありエイの研究者でもある Kathy Townsend 博士によるとこのエイは普通インドネシアや日本で見られるもので、オーストラリアではこれまでわずか13頭しか見つかっていないそうです。このエイは通常これほど南までは移動しないため、もし本当にデビル・レイであれば非常に重要な発見だと博士は語ります。
エイが湖に入り込んだ原因として考えられるのは、冬の嵐のときに大海を避け Eraring power station(エラリング発電所)のMyuna Bay(ミューナ湾) 出口周辺の温かい水に引かれてやってきたのではないかというものです。
地元住民の Audry Diggins さんは先週の土曜日エイの空中ショーの一部をビデオ撮影に成功したそうです。彼女の話によるとそのショーはかなり長い間続いたとのこと。エイは水から出てくるときにスシ・ロールのように巻き上がりそれから突然広がって水面を打つ動作を繰り返していたそうです。
デビル・レイは目下のところサメや blue groper(ブルー・グルーパー、ベラの類) 、カメなどと並んでこの地域の多様な海洋生物の一員となっています。「この湖がどうなっていくのか私達が理解しやすいようにここに住む生物について適切な調査が必要です。」と Diggins さんは語っています。
◆◇◆
マッコーリー湖はシドニー北部にあるオーストラリア最大の塩湖だそうです。ジェットスキーやヨットなども満喫できサーフィンを楽しめるポイントもある風光明媚な場所とのこと。
発電所の暖かい排水が出ているということは、調査をすればいろいろ珍しい生物がでてくる可能性もありそうですね。
エイとは関係ないですがこんなニュースを見つけました。京都でヒートアイランド対策への一歩が進められているという話です。京都市は伏見区の地下鉄竹田駅西口歩道に遮熱性の高い塗料を塗り路面温度の違いを確認する実験を始めたそうです。すでに2004年7月に北区の車道で実験をした結果では約6度温度が下がったそうで今回は歩道の調査を行うとのこと。塗料コストは1平方メートル当たり6000円かかるそうです。
以前何かの番組で小学校の校庭のアスファルトに特殊な塗料を塗って真夏でも熱くならないようにしている例があることを紹介していました。いろいろな技術を駆使して少しでも暑さを緩和させ、ヒートアイランドに対処していけたらいいですよね。
生物圏の環境
オーストラリア人物語
Posted by うおみ at 14:49│Comments(0)
│お魚ニュース
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