2009年10月10日
今になって戦禍を被った哀れなロブスターの話
こんなニュース見つけちゃいました。お魚ニュースといいつつ本日はマイホームを守り通したロブスターの話です。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
08 Oct 2009 Telegraph
そのロブスターは Lionel と呼ばれていました。彼の住まいは大変厄介なものだったために哀れな運命をたどる羽目になってしまったようです。
イギリスは Dorset(ドーセット州)Swanage(スワネージ)沖の海底で600ポンドの機雷が発見されました。ダイバーはその写真を撮り沿岸警備隊に連絡します。最終的に Royal Navy bomb disposal unit(英海軍爆弾処理班) が出動することになります。
海軍ダイバーが機雷を調査したところ中に住人がいることが判明します。それが Lionel でした。
処理班は機雷を爆発させて処理するほかはなく、なんとか彼を別の場所に移動させようとしますが彼はハサミを使って頑強に抵抗します。
結局、処理班は Lionel を中に入れたまま爆破処理することを決定します。夜通しかかって準備をし1000メートル区間を立ち入り禁止にして機雷を爆発させたのです。50フィートもの水柱がたちのぼりスワネージ付近の町が揺れたそうです。
Portland coastguard(ポートランド沿岸警備隊) スポークスマンによると、ロブスターはパラシュートの入っていた穴にマイホームを作っていたようです。彼がどれくらいの期間そこに住んでいたのかは分からないとのこと。その機雷は第2次大戦時のものでドイツ軍によって投下され、そのまま60年以上同じ場所にとどまっていたと推定されるそうです。
「残念ながら爆弾処理班は仕事をしなければならず Lionel を助けることはできませんでした。」とスポークスマンは語ります。そして間違いなく爆発によって粉々になってしまった Lionel のために全員で黙祷をささげたと付け加えます。
◆◇◆
60年をすぎた今になって戦争の犠牲になった哀れな Lionel の話でした。
ロブスターは岩の割れ目などを好むので機雷にすみついたとしても不思議はないようです。彼らは縄張り意識がかなり強く自分の縄張り内に誰かが立ち入った場合それが人でもすぐにハサミを振り上げて攻撃してくるとのこと。
エビの次にマグロのニュースを見つけました。国内で養殖クロマグロの生産が拡大しているそうです。調査結果によると2009年8月時点で養殖場は約70ヶ所。2年前に比べて5割ほど増え、生産量は昨年の2倍近い約1万トンと見られるそうです。クロマグロ保護が勢いづく中、最大手のマルハニチロは施設を増設、出荷量は2400トンを見込んでおり、来年は約3000トンの出荷を計画しているとのこと。


地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬



クラスター爆弾なんてもういらない。 世界から兵器をなくすみんなの願い

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そのロブスターは Lionel と呼ばれていました。彼の住まいは大変厄介なものだったために哀れな運命をたどる羽目になってしまったようです。
イギリスは Dorset(ドーセット州)Swanage(スワネージ)沖の海底で600ポンドの機雷が発見されました。ダイバーはその写真を撮り沿岸警備隊に連絡します。最終的に Royal Navy bomb disposal unit(英海軍爆弾処理班) が出動することになります。
海軍ダイバーが機雷を調査したところ中に住人がいることが判明します。それが Lionel でした。
処理班は機雷を爆発させて処理するほかはなく、なんとか彼を別の場所に移動させようとしますが彼はハサミを使って頑強に抵抗します。
結局、処理班は Lionel を中に入れたまま爆破処理することを決定します。夜通しかかって準備をし1000メートル区間を立ち入り禁止にして機雷を爆発させたのです。50フィートもの水柱がたちのぼりスワネージ付近の町が揺れたそうです。
Portland coastguard(ポートランド沿岸警備隊) スポークスマンによると、ロブスターはパラシュートの入っていた穴にマイホームを作っていたようです。彼がどれくらいの期間そこに住んでいたのかは分からないとのこと。その機雷は第2次大戦時のものでドイツ軍によって投下され、そのまま60年以上同じ場所にとどまっていたと推定されるそうです。
「残念ながら爆弾処理班は仕事をしなければならず Lionel を助けることはできませんでした。」とスポークスマンは語ります。そして間違いなく爆発によって粉々になってしまった Lionel のために全員で黙祷をささげたと付け加えます。
◆◇◆
60年をすぎた今になって戦争の犠牲になった哀れな Lionel の話でした。
ロブスターは岩の割れ目などを好むので機雷にすみついたとしても不思議はないようです。彼らは縄張り意識がかなり強く自分の縄張り内に誰かが立ち入った場合それが人でもすぐにハサミを振り上げて攻撃してくるとのこと。
エビの次にマグロのニュースを見つけました。国内で養殖クロマグロの生産が拡大しているそうです。調査結果によると2009年8月時点で養殖場は約70ヶ所。2年前に比べて5割ほど増え、生産量は昨年の2倍近い約1万トンと見られるそうです。クロマグロ保護が勢いづく中、最大手のマルハニチロは施設を増設、出荷量は2400トンを見込んでおり、来年は約3000トンの出荷を計画しているとのこと。
地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬
クラスター爆弾なんてもういらない。 世界から兵器をなくすみんなの願い
Posted by うおみ at 15:17│Comments(0)
│お魚ニュース
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